食アド®公認講師
市野 由美
食アド25周年、心よりお慶び申し上げます。
食生活アドバイザー®とFLAネットワーク®協会は年々進化していますね。私もそれについていけるように成長し続けたいです。
私の食の道
父の胃がんを機に介護食を学んだことから食の道が始まりました。介護食を学ぶうちに、「いずれ自分も高齢者になるのだから、未来の自分のためにも食の知識をもっと身につけていきたい」と思うようになりました。
公認講師に就いてからは、スーパーフードやスムージーなどの資格を取得し、海外滞在型のヨガティーチャー育成事業にパーソナルシェフとして従事させていただきました。パーソナルシェフ業はヨガティーチャーの卵の方々がティーチャーの資格を取得するまでの数週間、開催地(オアフ島やコロラド)に滞在して日々食事を提供するという仕事で、皆さんの健康を支えるという点でとても難しく厳しいものでしたが、学びは大きく、この経験は今にとても活きています。
30周年に向けて
日本の糖尿病患者は、糖尿病が強く疑われる人は690万人、可能性を否定できない人を含めると1,370万人と推計されています。実は私もその内のひとりです。どこかで、糖尿病は食事に気をつけていれば大丈夫と思い、油断していました。気づいた時には重症の診断。インスリン注射治療でした。そこから約1年半、糖尿病の基本から食事以外の原因や対策を本気で学びました。今はギリギリ正常の範囲に入るくらいまで改善し、インスリン注射も卒業しています。
改善に取り組む中、多くの方々が糖尿病の原因・食事・改善方法について誤解しているということに気づきました。
今後はこの経験を活かして、糖尿病予防、改善方法について、広く伝えていく活動に挑戦してまいります。近々社団法人などを立ち上げて本格的に始めます。30周年の頃には軌道に乗っているはずです。笑
(目標は口にした方が叶うと言いますからね)
最後になりますが、食生活アドバイザー®とFLAネットワーク®協会の益々のご発展をお祈り申し上げます。